まあひらたく390馬力の40Kgmってとこです。
修理したウエストゲートはしっかり機能しました。
この車の仕様はTO4S+Vシステムで標準的数値。(ブースト0.9)
真夏のセッティングで工場内は33度、水温は85℃、吸気温度は45℃でした。
前回測定のときは吸気温度が29度で、このシステムでは、約15度の吸気温度の差があるとトルクで全体に2キロ以上差が出ます。
ターボのイイところではなんと4キロ以上。馬力は10馬力も変わりませんが、トルクの4キロはデカイっす。(比較グラフ画像撮るのを忘れました。)
だから、涼しくなると『調子いい。』暑くなると『なんかイマイチ』ってな具合になるわけです。
気温が高くなると空気密度が減り、エンジンに入る燃やせる酸素量が少なくなり、熱量が小さくなって出力も低くなる。
NAでは、排気量以上は入らないので、吸気温度による出力差は排気量に比例しますが、それほど大きくない。
ターボはブースト圧があり、多く空気が入るので吸入空気温度による出力差も大きくなります。
科学的根拠があるわけです。
この季節で重要な要素でもうひとつは燃料温度ですが、コレは空気との割合の問題になり説明するのが大変なのでヤメ。
さてそろそろ暗くなって来たので街乗りセッティング開始です。
Posted at 2011/07/11 19:59:40 |
セッティング | 日記