早朝セッティング終了。

昨日の夜の吸気温度７５度から６時前では一転して４５度で、気持ちよく吹けた。


これからチビと約束した、近所にできたコメダでモーニングなのだ。

Ｒ８ＧＴはオイル交換とメンテナンス終了。

ドライサンプなのでたっぷりオイル、可変バルタイが複雑に作用する最近のハイドリック系には
バッチリ油圧を確保することが必然で、しかも作用角の多いハイカムなのだ。

そんなスーパーカーにはウチのフルチューン上等！のスーパーオイルで対抗するのだ。


一応作者のＫ氏に問い合わせると『余裕です。』だそうだ。



青メタＦＤのＳ様号は本日ダイナパック上でラッピングとそのままセッティング終了。

真夏のダイナパックでノックさせずにまとめ上げた。

そして今夜実走行で完璧。



セルモーたーは２回目の分解なのだ。

実験はすでに終了しているので、後は作るだけ、。って作るのが一番大変。
もうちょっとです、バキューン！って回るちゃんとした回転数の出る『本物の強化品』



そして本日２台目のダイナ装着ＦＤは、例の２週間でエンジンとセッティングと車検とエアロを完成させるという計画のＫ様号。まもなく期日だ。

８割終了。明日はお休みですが、隊長は頑張る予定。


明日１３日は、第二土曜日完全休業です。

ダイナパック用の送風機を新しくしました、ラジアル式から軸流式への変更で、以前の物は５．５馬力の製茶屋さんの使ってた強烈なものを改造して使っていましたが、今回は一般的？な売ってるものです。

ピンポイントだったものから、より走行風に近いものになりました。



インプでは、ボンネット上にも気流が流れ穴もでかい為、インタークーラーを効果的に冷やしています。


工場内が気温２９度での比較です。

ボンネット開けての６０００回転オープン時で５３度


ボンネット閉めてに６０００回転（ブーストがゼロなのダイナパックへ繋がるホースが折れたたため。でまったく同じ条件。）３１度←外気温近くまで。

まるでインプの為にあるファンでした。インタークーラーも優秀。

２０度も変わっているのだ、、気がついた人がいるかもしれませんが、それがエンジンパワーに影響されないのが現代のコンピュターの恐ろしいところなのだ。
要するにインタークーラー変えてもそれ用にコンピュターやらんとだめっちゅうこと。

でも、FC３Sでは確実にパワー上がる？ハズ？　ダイナ上での話し。


このロガーはダイナパックの標準機能でSHIFT+F4で表示されます。
パワーチェック中（F1機能中）0.001秒に１回サンプリング（１秒間に１００回）しています。
高回転時でも大体レシプロの１サイクル全てが記録されるのでいろいろなことが後から見れる。
チャンネルを増やせばいろいろな実験ができるんですね。

俺は改造屋なんで実際はそこまで使わんけどね。0.001secなんてのはコンピュター的検知からは当たり前か遅すぎるくらいなんでしょうね。　

えー何の話だっけ？ファンね。

一番メリットがあったのは実は騒音かも？今回のは最新式なので騒音と消費電力が少ないので、すばらしいのだ。　精神衛生上かなり楽な感じ、前のはちょっと恐怖すら感じる改造系だったので、、。


さて、腹減った帰ろう。

完全ノーマルのGVFのデーターを取りました、気温３０度での実測です。

６５００でリミットがあたるので、３速での測定、昨日の８６同様、ダイナパックの唯一の弱点、ATは綺麗にライン書くのが難しい。
その点ローラー式は良かったりするが、この気温だとタイヤにも気を使うし、一長一短だ。

ローラーは過去にやりたおして色々懲りてる、、。　　やっぱ今んとこダイナだな、、。

さて、これからリフトアップしてHKSのパーツのキャンペーンパーツを装着して再びリセッティングします。

大体２８０馬力の３５キロってところかな？



朝一８６の続きをやって、

例の谷間を無くして完成しました。

朝７時から１２時間回してセッティングしてました。

作ったファアイルは１７以上。さらに深いところまでいろいろ勉強になりました。

７７号車にも生かせそうだし、当然お客様の車両も更に良くなるでしょう。



ロガーもいろいろあってキメ細かくできます。直噴と理論空燃費の関係とか要求トルクとＤＢＷとか新たな学習も必要で、確信持てない部分は実験するしかない。

長年やってきた経験と基本的な内燃機関の燃焼（エンジンの事）理論で、現代の神のようなＣＰＵを直接イジルのはヤリ甲斐ある。　

それこそ、実におもしろいのだ。



ただし、やっぱり２０００のＮＡなんで、『１５馬力上がります』とかはウソでもつかないと無理そう、、。

テクが無いのかな？
でも、今回のように真夏のセッティングですべての領域でトルクアップさせたり、パワーバンドを変化させることはできました。

点火２度入れて１０馬力もあがる過給気つきとは違うのだ。



ＨＫＳのフラッシュエディターとの組み合わせもチャレンジしてみました。

明日も休まずダイナパック回すのだ。


以上、いろいろパニック状態の隊長でした。