FDもFCも過走行の圧縮低下よりも、水食いによるOHがダントツになっています。
今回はたまたま圧力が掛かるところでの吹き抜けなので、オレンジ色のシールが吹き飛んで大量の水噴射になってすぐに原因がつかめましたが、ピンホールの場合もあるので厄介です。
黒くローターのさび跡が出ていますが、これは水がエンジン内に溜まったままストップしていると起こります。エンジンをかけて暖気せずにすぐ止め湿気が残ったままにして、そこから放置時間が長い場合にも起こります。
度合いにより圧縮にも影響しますが、画像程度の錆びあとでも性能低下しないのはテスト済みです。
メーカ基準でもこのエリアは0.1mmだったような、、。ようするに水さえ漏れ無ければ使えたという事です。
RX-8のレネシスになってからは昭和のREエンジンのようにシールの溝がアルミのローターハウジング側に戻り、この問題は皆無でしょう。
勝手に想像すると、軽量化のためにシール溝を鉄側に設計変更したが、結果的にそれは設計ミスだったということでしょうか?
脅かすわけではありませんが、今もどこかで水食いの13BTが走っています。怖!
ちなみに、うちでOH(リビルト含む)する場合、ファインチューン以上では微力ながら腐食対策もしています。
Posted at 2011/06/12 19:13:55 |
REエンジン | 日記