夕方になってＦＤのセッティング終了しました。


とっても興味深いデーターが取れました。



ヒョンなことからサイドポートエンジンが破損し、予算の関係で、中古エンジンをお客様が持ち込みました。

セッティングをパワーＦＣで取り直ししました。マイナス５５ＰＳ！補機類は給排気他、まったく同一です。


で、ブーストはむしろコッチのほうが高め。


そして、その間にＲＸ－８のパワーチェックしました。
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数値はマツダの沽券にかかわるので公表しません？（笑）冗談です。取材がらみなのでナイショ。



パワーチェックだけというのはありましたが、それ以外でダイナパックを朝から一日で３台廻しは初でした。２台のセッティングも実走行を除いてほぼ完璧。

マイナートラブルもなく安心して踏めるのは、時間に余裕もってくださるお客様と
ひとつのミスもなく組み上げる有能なスタッフのおかげでス。

タービンや、ピストン、カムなど持ち込みパーツで組んだＳＲ２０、慣らしも終了して、Ｖプロでセッティング。

ボアップしていないのでまだまだイケますが、今回はこのまま２Ｌでバランスをとります。



ビッグバルブのおかげで、このサイズのタービンでも４５００回転で完全にインターセプトします。ノーマルバルブではあと３００から５００回転上で、２．２Ｌではその逆になる傾向。　
　どこかでやった車輌をそのままセッティングするのはいつも嫌なもんですが、エンジン内部（スキッシュ形状等）も自社でやっているので、点火をバリバリ入れたりして攻めたセッティングができます。


しかし、グラフでは高ブーストのエンドで燃料が不足しているようです。

設定ブーストをここより低い位置で乗ってもらうか、インジェクター容量をさらに上げれば問題ないですが、

Ｓ１３系では車体のキャパがないので４００馬力もあれば充分でしょう。
欲をいえばもう少しバルタイを攻める事ができたみたいです。

雨が降ってきましたが、もう少しダイナパック上で廻して、そのあと実走行のセットです。
天気次第ってとこです。