通常、転舵するＦＦなどは早ければ、３万キロぐらいでダメになりますが、
転蛇しないＦＣリアでもさすがに２０年以上経過してるのでダメになっている車両が多いです。
ＦＣの場合は片側ずつバラせるので、切れたら交換でもいいですが長く乗るつもりなら、全交換をお勧めします。

チューンドの場合は、高加重用の最新グリスを突っ込んだり、頻繁に分解するレースカーなんかはＳＰＬな低フリクションのヤツを突っ込みます。
今回はフツーのドラシャ用グリス。

日が当たって暖かいところで幌交換の作業をするのがベスト！ってことで、Ｏメカ得意の幌交換に着手。

今日夕方までには完成し、あとは馴染ませからガラス屋さんにリアウインドウをピチっとはめて終了です。

当社在庫はあと１個しかありません。
マツダパーツへの問い合わせではいつも不安になります、
『いつ生産廃止になるのか？また法外に高額になるのか？』
折角歴史に残る名車を作ったのなら、乗っているユーザーの事を大事にしてもらいたいと思うのはオレだけ？あと１００台分ぐらい純正在庫してほしいなっていうのが本音でして、、。
『意地やプライドで飯は食えねーよ』って、この仕事やってりゃ分り過ぎるぐらいわかってるけど、
マツダ車愛してるだけに、値上げも小ロット在庫も心細くてさみしいッス。

スカイアクティブなんか大好きだし、エコもＥＶも大賛成、メカ好きだし。
でもクルマを楽しむ本質は守り通して欲しいのだ、せめてマツダにはね。
部品出ないから乗れなくなったなんて嫌だねー。


ところでＦＣ３Ｓのテールレンズの淵ゴム（製廃品）ってどっかで売ってるのかな？ＳＡのアウターウエザーストリップとかも。社外でもいいからどなたか知ってたら教えてください。

雨天に突然電気が飛んだカブリオレ

メインリレーやそのほか色々点検した結果、電源ハーネスのカプラー内断線が判明。

相当時間掛かりました。

　いろいろと劣化が進んでいるので、ケアしながら乗る事が必須です。


予算に余裕があればすべてのハーネスをメーカーが生産廃止する前に新品交換するべきでしょうけど、、。

今回は半田付けしてドロップを確認して完了。


FCも旧車にカウントされる時代ですから、屋根付きガレージがベストかも？

アイドリング時や低負荷時に不快な振動が出ているＦＣ、車検と同時に応急手当です。

ミッションとクラッチをばらしてリアのステーショナルギアを外してメタル交換しました。

ＲＥ全車共通の致命的な症状です。オイルの管理によりその距離は伸びるものの決定策はありません。

基本的にエンジンをＯＨしてフロントのメタルも交換するのがベストですがまた１６万キロ後には同じです。

FC3Sの雨漏りで、助手席側のヒーターモーターに溜まる事があります。ヒーターモーターユニットをはずして下から覗いた画像です。

これはFD3Sでも多く、カウルトップを止めるねじのクリップ下から水が入ります。（画像青→）

ところが、今回はその穴ではなく、ベントそのものシールが劣化しているようで、緑→の部分から滲んでいます。




こうなるとカウルトップ上部を切開してシールをうち直しするしかありません。

大変な作業です。（緑→の一部を切開して直す。）

やるしかないです。