街乗りセッティングって何？

エンジン組んだばっかでいきなりダイナパックで全開セッティングはできないので、慣らしをしてから本格的にセッティングするのがウチの通例です。

でも、慣らしもままならないぐらいテキトーなセットではしょうがないので、一般走行が可能なようにセッティングします。

最近のCAN通信フラッシュではなーんも関係ありませんが、いまではもう古いVプロやパワーFC、モーテック等でフルコンでマネージメントする場合で、エンジンから新規に立ち上げた車両でやってるわけです。

要は全開走行以外の普段乗りでのセットなので、『燃費』や『乗りやすさ』に重点を置いて時間かけます。



すでに３ローターFDは何台かのデーターがあるので、それを踏襲しますが、当然いつも最新がベストになっています。



絶好調！

寒い季節です。
オーバーラップのでかいエンジンでもなんとかキーだけで掛からないかといろいろ模索中。
今回は昔作ったFDスロットルを使ったFC3SのNAブリッジのVプロ仕様。
アクセル入れれば普通に掛かるけど、キャブじゃないし、儀式無く掛かるほうがチューンドとしても偉いような気がするのでリベンジしてるわけだ。


極寒、少し温まった状態、冷え始めとか、全部を気持ちよくするには膨大な時間が掛かる、特に今回のように、データーがまったく無い状態だった場合は。

ISCVや始動時のマイナス点火時期の度合いや燃料の最適化なんかを調整してます。
掛かってからすぐ止まらないように、噴射終りのタイミングや、各補正も再調整。
Vプロはそこそこ慣れているのでうまく行く事がほとんどだけど、
やれるパラメーターすら無いソフトは論外で、逆にパラメーターが多すぎるソフトでは根気と勉強が必要。

さらにヘタレのセルモーターや圧縮低いエンジン、スロットルの調整が甘いエンジン等、ハード側に問題があったりして予算や時間もあるし、実際は完璧にする前にあきらめることも多い。

『時間と金はいいからあんたに任せる』って言うお客さんはそんなに多くはない。
当然ウチに限った話では無くてプライベーターが好きなだけ時間かけたデーターにプロが負けることだってある。いろんなエンジンやっていればなおさら、、。





でももうちょっとがんばってみる。明日の朝一が楽しみ、、。





さて今日は比較的平和な？日曜でした。入れたコーヒーは１０杯ぐらいかな。
３連休らしいので明日は戦争か？


以上今日こそは早く寝たい隊長でした。

ＳＰＬなＦＣは復活。　

明日アライメント取って27日にサーキットに戻って『完全復活』となります。

同じエンジン（Ｎｅｏサイド）のまま同じタービン（ＴＯ４Ｓ）を仕様変更して、Ｆパイプから径を変えた事。
また吸気温度によるところも大きいが、同じブースト（１Ｋ）で６０００回転付近では50馬力アップした。

トルクは広い範囲で５Ｋｇｍアップ、　モチロン乗れば別物で、６ポッドのブレンボでもラジアルタイヤでは危険な感じです。　ブースト1キロ以下の設定をせざるおえないな、、。



ハイブースト（１．２）だと５０Ｋｇｍ超えるので、ミッションがやばいです。

点線が前の1Ｋの仕様、黄色と水色の実線が今回の1Ｋ

壊れたのを直すだけではなくて、進化し続けているＴさん号なのだ、、。

トラコンも横滑り防止も衝突安全ボディーもＡＢＳもナビすら無い男のクルマ、憧れです。

マフラー変えたハイフロウのFCをリセッティング。




ほぼ終了というところで突然のパワーダウン、ブースト系のトラブルのようです。





原因を調べるのにはまたコイツの世話になるのか。





ブレンボとオリジナルローター装着したFC


ドラシャ直してるウチのFD


気がつけばもうこんな時間か、、。明日も全開です。

ＦＤは仕様変更に伴いいろいろと煮詰めギリギリまでセットしてみました。

ブーストパターンもＥＶＣ６をフル活用して、ＡＢＣの３パターン共にマップ機能を使いスロットル全開時のドロップを抑えかつパーシャルでの上がり過ぎないようにしています。

インタークーラーサイズ的にもギリギリです。

ほぼ同じ仕様のままで４０馬力以上アップさせましたが、経験上このままサーキット走行を繰り返すと確実にローターが凹むので、ここから実走行でデチューンします。

膨大なデーターになってしまいました。




さて、今日はバースデイ、５０も近くなるとあんまりめでたくはありませんが、早退します。
眼のメンテナンスなのだ。